基本情報
概要
性格
異能
アルプスパワー
異産
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FILE NO. FA-013-XIII CLASS: RESTRICTED ISSUED BY: 協会文書管理課
ⅩⅤMAJOR ARCANA — THE DEVIL
――誘惑と束縛
SUBJECT STATEMENT — VERBATIM

「生きることも、死ぬことも――どちらであっても同じこと」

ローレライ・ナハトヴェルト 肖像(仮面着用) FILE PHOTO — UNVERIFIED
名前ローレライ・ナハトヴェルト
性別
身長160cm
年齢不明
種族異能者
職業便利屋フィクサー
階級S級
所属事務所個人フィクサー
称号THE DEVIL (旧:自称THE DEATH)
概要

象は協会所属S級フィクサーのうち一名として登録されており、登録称号は 【THE DEVIL】。活動初期の記録には、対象が自身の担当称号を【THE DEATH】と 誤認していた期間があった旨が記載されている。当該誤認について、本人からは 訂正の申し出とともに、これを不本意な記録として扱いたい旨の要望が提出されている。

対象は協会支給のTTT技術使用仮面「シン・バインド」を常時着用している。当該仮面は 対象の異能が不随意に発動することを抑制する目的で支給されたものであり、対象自身の 素顔に関する情報は本記録において非公開として扱われる。

対象は敵対エネミーと誤認される事例が複数報告されているが、分類上「異能者」に 該当する人間であることが確認されている。

留意事項
異能の性質上、周囲を巻き込む危険性が高いため、事務所の経営及び 仲間・部下を持つことは認められていない。
性格

面談記録及び行動観察記録によれば、対象の性格傾向は総じて陰鬱かつ湿性が強いと 評価される。一方で、同記録内には若干の茶目っ気を示す言動も複数確認されており、 性格傾向の記載にあたってはこの点も付記される。

面談記録より
「………あれ? 私、DEATHの担当じゃないの?」
CLEARANCE REQUIRED

以下の文書は協会における準A級機密事項です。
改ざん・無断アクセス等の行為は規約第17条により重大な違反行為とみなされます。

REQUIRED LEVEL: B
アクセス権限を照合中...
異能

「禁断の園で悪魔は嗤う」――自身の顔を見た、あるいは対象に触れた・傷付けた・ 傷付けられた相手が持つ『怒り』『恐怖』『憎悪』『嫉妬』『恨み』などの、本人が認めたくない 醜い側面を、植物と害虫、そして対象自身を写した異形のエネミーとして具現化し使役する異能。 使役体は1人につき1体までだが、破壊されれば再度召喚可能となる。

具現化されたエネミーは優先的に感情の持ち主を攻撃し、近くにいるだけで持ち主の負の感情を 刺激する。強さは相手の負の感情に比例するが、これはあくまで副次的な要素に過ぎない。

本質
この異能の本質は、破壊された際に発生する以下三つの効果にある。どの効果が発生するかは 対象本人が選択できる。自身の認めたくない負の側面と、相手を強制的に向き合わせることに こそ、この異能の核がある。
〜受けたダメージの反射〜
撃破時に与えた攻撃のダメージが、感情の持ち主へとそのまま 反射される。
〜感情の暴走〜
破壊された時、持ち主の負の感情が肥大化する。小さな不満で さえ殺意に達する水準まで増大し、持ち主の意志を超えて自分自身か対象者の仲間へと 矛先を向けさせ、暴走と自滅を促す。自分がどうしようもなく醜い感情を持つ人間であると 受け入れられる場合に限り、これに耐えることができる。逆に感情を否定するほど状態は 悪化する。
〜同士討ちの種〜
破壊されると種子となって対象の影に寄生し、次にその対象が 攻撃を放つ際、攻撃方向を捻じ曲げて本人あるいはその仲間に向けて放たせる。同士討ちと 仲間割れを誘発する効果であり、信頼関係が薄い集団ほど崩壊の危険性が増す。種子は一度 攻撃が放たれるか、対象が自省することで消滅する。
アルプスパワー・ヨルムンガルド

アルプス地下世界を形成するエイドロンの影響を受けた、アルプスパワーの亜種。地下世界での 戦闘に特化しており、通常のアルプスパワーと比較して回復性能が高く、視覚・聴覚・嗅覚及び アルプスセンサーなどの索敵能力が著しく優れている。暗闇でも問題なく行動でき、僅かな 物音も聞き逃さない。習熟すれば予知に等しい動きも可能とされる。反面、攻撃及び防御に 関する強化性能は劣る。

対象は視覚を持たないため、本来視覚に振り分けられる分の強化を他の感覚に転用しており、 結果としてその探知能力は同系統の中でも際立って高いと記録されている。
異産「死の収穫」デル・トーデスシュニット

植物の絡みついた異形の大鎌。命名の際「死神担当だから死に関する名前にしよう」という 安直な理由で名付けられており、対象は現在この名称を改めるべきか悩んでいる。

斬り裂いた生命体から生命力を吸引し、持ち主に分配する能力を持つ。生命力を抜かれた 相手は全ての能力にデバフを受ける。反対に、奪った生命力を流し込むことで対象を 強化することも可能。経口摂取が出来ない対象にとって、この武器を通じて得る生命力は 文字通りの生命線となっている。元来効果を持つ異産を改造する形でTTT技術が一基分 組み込まれており、以下の3形態を切り替えることでそれぞれ異なるバフを得ることができる。
〜選択バフ:敏捷上昇〜
射撃武器としての形態。機動性を重視した立ち回りに適する。
〜選択バフ:力増強〜
本来の大鎌としての形態。生命力の吸引・分配効率が最も高い。
〜選択バフ:防御上昇〜
近接防御を重視した形態。視覚を持たない対象の護身用途を兼ねる。
TTT技術使用仮面「シン・バインド」

対象の異能の暴発を防ぐため、協会から支給された仮面。単に着用しただけでは、強すぎる 異能の効果が仮面を透過して勝手に発動してしまうため、対象自身の異能を弱体化させる デバフを常時発動する設定がなされている。

これはTTTに使用される異界陣技術を流用したものであり、能力の切り替え等はできないため 厳密な意味でのTTTには該当しない。

仮面には思考を読み取り、音声として出力する機能も搭載されている。若い女性から老年の 男性まで多様な音声が用意されているとされる。最近のお気に入りは、ずんぐりとした緑色の 何かをモチーフにしたような合成音声だという。

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