魔術書《グリモワール》について
異能由来の書物は、世界各地で黒本・奥義書・魔導書・呪文書など様々な呼称で伝わってきました。大陸魔導協会は、これらを公式に「魔術書《グリモワール》」として統一表記し、危険度と有用性に応じたクラス分類のもとで管理しています。
概要 Overview
魔術書《グリモワール》とは、古来より作られてきた異能由来の書物の総称である。黒本、奥義書、魔導書、呪文書など、様々な呼び名が世界各地で広まっているが、大陸魔導協会は公式な表記・呼称として「魔術書(グリモワール)」を推奨している。
ただし「魔術書」という分類は非常に大雑把なものであり、その起源・効果・危険性は個々の書物によって全く異なる。一冊ごとの由来を正確に特定できているものはむしろ少数であり、多くは断片的な調査記録と伝承をもとに分類・管理されているのが実情である。
危険度の高い魔術書を組織的に管理している機関は世界に複数存在するが、その代表例として大陸魔導協会がしばしば挙げられる。
禁書指定について Restricted Grimoires
『禁書』とは
大陸魔導協会により、個人の所持・使用・研究に制限が掛けられた魔術書を指す。公的に所持するには許可証の取得が必須であり、無許可での所持・譲渡・複製は規約違反として扱われる。
その起源や内容すら曖昧なものが多く、体系的な研究が及んでいない書物も少なくない。読むだけで被害を被る事例も報告されており、閲覧そのものが一定のリスクを伴う点が、一般の魔術書と一線を画す特徴である。
クラス分類制度 Classification
魔術書はその有用性と危険性の度合いに応じて、Class-A から Class-D までの四段階、および分類基準そのものが通用しない Class-X に区分される。分類はあくまで管理上の指標であり、同一クラス内でも個々の書物の性質は大きく異なる点に留意されたい。
有用性と危険性が極めて高い魔術書
厳重な管理体制が必須であり、禁書指定を受けている魔術書も少なくない。分類・移送・保管の各段階において複数名の許可承認を要する。
有用性と危険性が高い魔術書
エネミー狩りなど戦闘職の人間が所持している場合が多い。地域や個々の魔術書によっては、所持のために国への許可申請が必要となる。
有用性と危険性がある魔術書
下手に扱えば大事故につながる可能性があるため、取扱いには十分な注意を要する。構成員であれば比較的取得しやすい区分。
有用性と危険性が低い魔術書
危険性が低いものについては、安価で市場に流通している場合もある。管理上の制約も比較的緩やかである。
どのクラスにも分類できない異端の魔術書
認識阻害、未知の言語、精神を冒す禁忌など、有用性・危険性という指標そのものが成立しない書物群。そもそも異能由来であるかどうかすら不明な品も含まれる。万が一遭遇した場合、触れない・開かない・近づかないことが最善の対応とされる。
閲覧・取扱いについて Access
一般公開区分
Class A–B に該当する魔術書に関する基礎情報は、構成員であれば申請により閲覧可能。取扱いに際して特別な許可は不要な場合が多い。
許可証申請
禁書、および一部の高分類魔術書については、分類レベルに応じた許可証の申請が必要。申請は構成員専用ページより受け付けている。