終焉は必要だ。新たなる始まりのためには。
概要
太平洋の海底を、極めてゆるやかに移動し続けている球体状の物体。この世界に究極の終焉をもたらし、新たな世界を構築するための装置あるいは機構であるとされているが、詳細は謎に包まれている。
観測記録
現状試みられたあらゆる攻撃がこの対象に通用しておらず、損壊した報告も一件もない。一方で対象側からの攻撃・干渉も一切確認されておらず、接触そのものは可能とされる。表面は金属質だが未知の素材で構成されており、これまで採取には成功していない。
移動パターン
対象の移動ルートは完全に固定されており、正確に8,760時間(約1年)で一周し、同じ経路を繰り返す。この巨大さと頑強さゆえに、ルートを強制的に変更させることも、進行を阻むこともできていない。なぜ移動するのか、なぜそのルートなのか、移動が止まった場合に何が起きるのか——いずれも不明のままである。
関連情報
紀元前より古いとされる一部の資料に、これと酷似した物体を描いたと思われる記述が確認されている。その資料には、この物体が世界を終わらせ、新たな世界を生み出す機構であるとする記述もあるが、対象自体が観測可能な行動を一切示さないため、見た目の類似以外に確たる関連性は見出せていない。信憑性については当会内でも慎重な立場が大勢を占める。
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