無害 / Harmless

「最初の死者」起源記録

FILE EN-D02 / 乙類:起源・概念構造型

正式名称死のエネミー(通称)
推定規模不明
観測地点不明
出現時期宇宙の始まり(推定)

その身をもって、生と死の概念はここに現れた。

概要

宇宙の始まりに誕生したとされる存在の一体であり、伝承上「最初に死んだ者」とされる。この個体が生き、そして死んだことによって、この世界に初めて明確な生と死の区別が生まれたとする説があり、それにちなんで便宜的に「死のエネミー」の名が与えられている。

現況

当会の把握する限り、この個体は既に活動を終えているとされ(というより、そもそも一度きりの生と死しか経験していないとされる)、現代に直接的な脅威を及ぼす報告は一件も存在しない。

ただし、現在まで続く生死の概念そのものを構成した存在である以上、その間接的な影響の大きさは計り知れないとされている。

関連の動き

ごく一部の研究者・愛好家の間では、この個体にまつわる手がかりを独自に集めている者もいるという。不老不死の存在に対し、改めて「生と死」の概念を人為的に再構築できれば、理論上は死を与えられるのではないか、という仮説も囁かれているが、検証の目処は立っていない。

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