その身をもって、生と死の概念はここに現れた。
概要
宇宙の始まりに誕生したとされる存在の一体であり、伝承上「最初に死んだ者」とされる。この個体が生き、そして死んだことによって、この世界に初めて明確な生と死の区別が生まれたとする説があり、それにちなんで便宜的に「死のエネミー」の名が与えられている。
現況
当会の把握する限り、この個体は既に活動を終えているとされ(というより、そもそも一度きりの生と死しか経験していないとされる)、現代に直接的な脅威を及ぼす報告は一件も存在しない。
ただし、現在まで続く生死の概念そのものを構成した存在である以上、その間接的な影響の大きさは計り知れないとされている。
関連の動き
ごく一部の研究者・愛好家の間では、この個体にまつわる手がかりを独自に集めている者もいるという。不老不死の存在に対し、改めて「生と死」の概念を人為的に再構築できれば、理論上は死を与えられるのではないか、という仮説も囁かれているが、検証の目処は立っていない。
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